アイドリングストップシステムは、信号待ちなどのエンジン停止時に、バッテリーから電気を供給し、燃料を消費しないことで「燃費」と「環境」への配慮を実現した機能です。
軽自動車から高級車まで幅広く搭載されています。

アイドリングストップ（IS）車は、バッテリーにとても負担がかかります。
エンジン停止中にもカーナビやエアコンなどに電気を供給し続けるため、電力不足により「これ以上はバッテリーに負担をかけられない」というところまでくると、
「アイドリングストップ機能が停止します」。
その後しばらく車は動きますが、突然ダウンしてしまうのがIS車の特徴です。
従来車のバッテリー寿命は約3年が目安ですが、IS車は電力を多く消費するため、従来車より寿命が短くなっています。

自動車の使われ方は、日常のお買い物・駅や子供の送迎など、短距離走行がほとんどを占めています。そのため、充分な充電ができずに、バッテリーに負担がかかります。

自動車は燃費性能のほかに安全性能を追求した高度な装備や、高い快適性を提供する電装品を搭載しています。これらの性能を継続して発揮するためには、高性能バッテリーが必要です。